
こうして、思考は現実になる
パム グラウト and 桜田 直美
サンマーク出版 / 2019-07-20
この本について
最近、「足りない」に意識をもっていかれる瞬間が多すぎる気がします。時間が足りない、お金が足りない、実力が足りない。気づけば、一日の大半をそのレンズで物事を見てしまう。でも、本当にそれしか見えていないだけなんじゃないか……と、この本を読んで少し立ち止まりました。 印象的だったのは、著者が“思い込みそのものを実験してみる”という姿勢を貫いているところです。ふだん自分が選んでいる情報のクセを意識的に外してみること。今見えるものではなく、これから見たいものに焦点を合わせてみること。そうすると、目の前の現実のほうがゆっくり変わっていく感覚がある。あくまでスピリチュアルというより「検証してみる」という立ち位置だから、過度に構えず試せるのが助かりました。 もう一つ、心に残ったのは「不足と豊富は同時に存在していて、どちらを見るかを選んでいるだけ」という視点です。決めつけや根性論ではなく、ただ気づく練習を積み重ねる。そのプロセスが地味だけど、確かに寝起きの思考や仕事中の焦りが少し変わってきます。 日々、同じパターンの悩みに巻き込まれてしまう人。あるいは、自分の思考の“クセ”をゆるく書き換えたい人に、静かに効く一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
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