
トヨタの問題解決 (中経出版)
(株)OJTソリューションズ
KADOKAWA
この本について
仕事で「何から手をつければいいのか」が曖昧なまま、気づけば手段だけが増えていく……自分もずっとこのモヤモヤを抱えていました。企画の件数を増やすとか、情報収集を強化するとか、頑張って動いているはずなのに成果に結びつかないあの感覚です。 この本が効いたのは、「目標と手段をごっちゃにしがちな癖」を丁寧にほぐしてくれたところでした。たとえば、数字で“目指す地点”を決めると、やることの優先順位が急にクリアになる。さらに、問題を「あるべき姿と現状のギャップ」として扱うことで、悩みをただの愚痴ではなく、行動に転換できる材料に変えてくれました。そして何より、自分の責任範囲で動かせる“真因”を探すという視点が、無力感を和らげてくれます。外のせいにできない分しんどさもあるけれど、そのぶん前に進める実感がありました。 大きすぎる問題を細かく分けて、自分が着手できるサイズに落とすプロセスも、日々の実務にそのまま持ち込める内容です。経験のある人ほど対策に飛びつきがちですが、そこを一度こらえて、何を攻撃対象にするかを決めるだけで、余計な遠回りを減らせます。 「頑張っているはずなのに結果に変わらない理由に心当たりがある人」に刺さる一冊だと思います。焦らず、でも確実に前に進みたいときに向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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