
「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか
クリス・ バーディック and 夏目 大
この本について
最近、うまくいかない時ほど「自分の思い込みで損してるだけなんじゃ…」と感じることがあります。仕事でも人間関係でも、同じ行動をしているのに結果が違う時って、理由がよくわからないままモヤモヤだけが残るんですよね。 この本を読んで感じたのは、人が何かを判断したり行動したりする時には、思った以上に「期待」が影響しているということでした。ブランド薬の方が効くように感じるとか、ホテルの貼り紙の文言で人の行動が変わるとか、一見些細な話に見えて、でも自分の生活に置きかえると「あ、確かにこういうことってあるな」と腑に落ちる場面が多いんです。また、能力は生まれつきだと思い込む固定思考と、努力で伸ばせると考える成長思考の違いも、自分のブレーキになっているのはどちらなのか見直すきっかけになりました。 特に「喜び自体は偽物じゃない」という話は、妙に救いがありました。たとえ先入観からの勘違いでも、その時ちゃんと楽しいならそれは本物でいい。そう思えるだけで、日々の選択のハードルが少し下がります。 自分の考え方が知らないうちに自分の行動を縛っている気がする人に、静かに効いてくる本だと思います。
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