
スタンフォード物理学再入門 力学
レオナルド サスキンド;ジョージ ラボフスキー、森 弘之
この本について
日々の仕事でも生活でも、「自分の判断ってどれだけ再現性があるんだろう」とか、「気持ちや状況に流されてばかりで、ものごとの本質がつかめない」と感じることがあると思います。僕も同じで、考え方に軸がほしいと思ったときに、なぜか物理の本に戻ってくることがあります。 この『スタンフォード物理学再入門 力学』は、いわゆる学び直し本というより、世界をどう見るかの“基準”を整えてくれる本でした。たとえば、慣性や質量といった概念を改めて扱うことで、「目の前の現象には必ず理由がある」という当たり前を、もう少し丁寧に捉え直せます。力学系という考え方も、状態が変わるときには必ずルールがあり、今の状態を正確に見れば次の変化を読み取れる、という視点をくれます。日常のあいまいさに対して、一歩引いて整理できる感覚が得られるんです。 特に刺さるのは、古典物理が前提にしている決定論の考え方で、「もし全部わかっていたら未来を描ける」という、少し突き放したような静かな視線です。もちろん現実はそんなに単純じゃないけれど、だからこそ、自分が把握できている部分と、そうでない部分を区別する習慣がつきます。 こんな人に刺さると思います。曖昧な毎日の判断を、もう少し落ち着いた理屈で見直したい人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
ビッグクエスチョンズ 物理 Physics THE BIG QUESTIONS
マイケル・ブルックス、久保尚子

目に見える世界は幻想か?~物理学の思考法~ (光文社新書)
松原 隆彦

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
ウォルター・ルーウィン and 東江 一紀

世界は「ゆらぎ」でできている~宇宙、素粒子、人体の本質~ (光文社新書)
吉田 たかよし

量子力学の哲学 非実在性・非局所性・粒子と波の二重性 (講談社現代新書)
森田邦久
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要