
ビジネスモデル全史【動画付き】 (Discover Next D)
三谷宏治
この本について
仕事のなかで「自社だけで頑張ること」に限界を感じる瞬間ってありますよね。優秀な人ほどすぐ辞めてしまうとか、技術があるはずなのに思うように新しい価値が生まれないとか。自分の努力不足というより、そもそも前提の置き方が古かったのかもしれない……と、この本を読んで感じました。 『ビジネスモデル全史』が効くのは、目の前の業務改善ではなく「自分が置かれている仕組みそのもの」を見直したいときです。例えば、なぜオープン・イノベーションが必然になったのかを歴史と構造の両面から説明してくれるので、外部と組むことへのモヤモヤが整理されます。また、スタンフォードやトヨタのように、強い企業がどんな“組み合わせ”で価値をつくってきたかが具体的に書かれていて、組織づくりの方向性を考えるヒントにもなります。さらに、特許やプラットフォームの話など、「仕組みをどう設計すると競争力が続くのか」を実例ベースで追えるのもありがたいところです。 自分の会社や事業に“何が足りていないのか”を構造として理解したい人に刺さる一冊だと思います。私自身、読んだあとに、いまの仕事のどこを外部と組むべきで、どこを自分たちで磨くべきかを落ち着いて考えられるようになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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