
アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎
幻冬舎コミックス / 2019-06-24
この本について
人間関係のことで、正解が見えないまま動くのってしんどいですよね。相手を大事にしたい気持ちはあるのに、距離感や言葉の選び方でつまずいたり、「そもそも出会い方からして間違ってたんじゃないか」なんて考えてしまったり。僕もよくそこで足が止まります。 『アイネクライネナハトムジーク』を読んで感じたのは、派手な奇跡よりも、日常の中でどう人と関わるかのほうがずっと現実的で、しかも後になって効いてくるということです。例えば、夫婦を“別の国”と捉える発想には笑ってしまいながらも、確かにそうかもしれないと妙に腑に落ちました。毅然とする、相手の顔を立てる、確約しない、領土は守る。極端に聞こえますが、実際の人間関係でも「ああ、これで良かったのか」と肩の力が抜けます。また、出会いのドラマにばかり期待しすぎると大事なものが見えなくなる、という会話には、自分がどれだけ“物語的な答え”を追っていたかを静かに突きつけられました。 この小説は、恋愛や人生を劇的に変えるというより、むしろ「そうやって迷っていいんだよ」と寄り添ってくれるタイプの物語です。後から「あの場面にあの人がいて良かった」と思える関係って、派手さはなくても確かに残る。そんな視点を、日常にすっと持ち帰れます。 人との距離感にいつも迷ってしまう人に、じんわり届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









