
できる人の資格勉強法 中経出版
佐藤孝幸
この本について
資格の勉強をしていると、「計画だけ立派で続かない」「机に向かう時間が取れない」「参考書を何冊も買ったのに頭に入らない」みたいなモヤモヤが、どうしても積み上がってきます。自分も何度もそこでつまずいて、そのたびに“勉強そのもののやり方”に迷い続けてきました。 『できる人の資格勉強法』が面白いのは、そういう焦りに対して「もっと根っこをシンプルにしていい」と言ってくれるところです。たとえば、細かい年間計画ではなく「今日、もしくは明日やること」だけ決めるという考え方は、実際にやってみると肩の力が抜けます。参考書も何冊も追わず、まずは通俗本をざっと読み、そのうえで過去問を繰り返すという流れも、遠回りに見えて実は一番現実的でした。また、空き時間を勉強に変えるために「問題集を切り離して持ち歩く」という発想は、ちょっとした行動の工夫で勉強量が自然と積み上がる感覚をくれます。 さらに、論理力を鍛えるために古典を日常の読書に差し込む話が地味に効きます。試験とは直接関係ないように見えて、読む力が底上げされると問題文の理解が速くなる。こういう“遠回りのようで実は効くルート”を示してくれるのが、この本の良さだと思います。 「勉強のやり方が固まらないまま不安だけが増えていく人」にとって、実際の行動を変えるためのヒントが多い一冊です。自分と同じように迷いながら、それでも一歩ずつ進んでいきたい人に合うと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
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