
余計な一言(新潮新書)
齋藤孝
新潮社 / 2014-07-20
この本について
人と話したあと、「あれ言わなくてよかったな…」とひとり反省会をしてしまうことがよくあります。悪気はないのに、ちょっとした言葉の選び方で空気が変わってしまう感じ。相手を傷つけたつもりはないのに、なんとなく距離ができるあのモヤモヤです。僕自身もずっと同じことで悩んでいて、場をうまく整えられる人との違いが分からずにいました。 この本は、そういう“言い方のクセ”を具体的にどう変えればいいのかを淡々と示してくれます。たとえば、「〜でいいよ」をやめて「〜がいいよ」に言い換えるだけで、相手を雑に扱っていない感じがちゃんと伝わるとか、相手の意見を立てつつ最初に一言だけ前向きな言い方を添えるだけで衝突しにくくなるとか、やってみると本当にそのまま効果があるんですよね。大げさな性格改善ではなく、日常会話の“手触り”が変わるタイプの本です。 特に、他人を羨んだり、つい余計な一言を足してしまう人ほど救われる部分が多いと思います。僕もそうですが、悪意よりも「無自覚」が原因になっているタイプにはかなりしっくり来ます。人間関係ってほんの少しの言葉で崩れることがあるからこそ、こういう“小さな調整”に気づけるだけでだいぶ生きやすくなるはずです。 こんな人に刺さると思います。丁寧に生きたいのに、言葉だけがうまく追いつかずに悩んでいる人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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