
進化とは何か ドーキンス博士の特別講義
リチャード ドーキンス and 吉成 真由美
早川書房 / 2014-12-25
この本について
最近、目の前の仕事や生活に追われていると、自分がいま何をしているのか、どこに向かっているのか、ふっとわからなくなる瞬間があります。考えても結論が出ないし、そもそも「人間ってなんでこんなにも考えてしまうんだろう」と思うことすらある。そういうモヤモヤを抱えているとき、この本に出会うと視界が少し広がります。 ドーキンスは、人間だけが「目的を持ってデザインできる」存在になった背景を、言語やシミュレーション能力の進化から丁寧に追っています。自分がぐるぐる考え続けてしまうのも、脳がもともと周囲の世界をシミュレートするために進化してきた結果なんだと知ると、不思議と自分を責めなくなる。また、利他的な行動も遺伝子の戦略だという説明は、「善意とは何か」を決めつけではなく構造として見せてくれて、日常の人間関係を少し冷静に扱えるようになります。そして、私たちが持つ“驚くべき特権としての存在”という視点は、行き詰まったときの息継ぎみたいな役割をしてくれます。大げさではなく、ただ日常の麻酔が少し薄れる感覚です。 世界の成り立ちを大きく理解したいけれど、哲学や科学書は難しそう…と感じている人にこそ、静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




