
人生でやりたいことリスト100の作り方
瀬海歩
この本について
やりたいことリストを作ろうとして、手が止まったまま数週間…みたいな経験、けっこうあると思います。大きな夢を書かなきゃいけない気がして、逆に何も出てこなくなるあの感じ。僕も同じで、「今の自分が何を望んでいるのか」がぼやけてしまう時期がありました。 この本がいいと思ったのは、いきなり人生の核心に迫らせようとしてこないところです。たとえば、まずは“今すぐ叶いそうなこと”を入れていい、と言い切ってくれる。夢のグレードを上げるよりも、心が動く感覚を取り戻すほうが先なんだろうな、と腑に落ちました。マズローの欲求五段階説をもとに、自分がどの層でつまずいているのかを見直す流れもあって、「ああ、最近のモヤモヤは自己実現じゃなくて、ただの生活リズム崩壊だったな」と気づけたりします。 個人的には、代償行動や健康の後回しの話が刺さりました。やりたいことが分からない時期ほど、寝不足や食事の乱れが放置されがちで、気づけば“やりたいこと以前の問題”になっていることが多い。この本はそこを現実的に扱ってくれるので、変に気負わずにリストを書く余裕が戻ってきます。重複してもいいというゆるさも、考えすぎる人にはありがたいはずです。 自分の気持ちを丁寧に拾い直したい人、特に“やりたいことがないわけじゃないけど、言語化できずに止まっている人”には、ちょうどいい本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの56%が集中しています。
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