
頭がいい人の「論理思考」の磨き方
渡辺パコ
かんき出版 / 2015-03-18
この本について
仕事の場で「考えているつもりなのに、途中で話がそれる」「会議で指摘したいことが言語化できない」といったモヤモヤ、けっこう残りませんか。僕も長くそのタイプで、時間だけ使って結局何が言いたかったのか自分でもわからなくなることが多かったんですが、この本を読んだときに、ようやくその正体がつかめた感じがしました。 特に効いたのは、「与えられていない情報を勝手に使っていないかを自覚する」という視点と、「どんな選択にも理由をつける習慣を持つ」という地味だけど効き目のあるトレーニングです。自分がどこで脱線しているのかが見えやすくなって、思考が散らからなくなる感覚がありました。また、イシューを一度つかんだら結論が出るまで放さない、という姿勢も実務ではかなり実感があります。途中で別の論点に心を奪われないだけで、作業効率がまったく変わります。 そして意外だったのは、論理思考が“才能”ではなく、そもそも教わらなかっただけだという話。これに救われる人は多いと思います。考えることに時間がかかりすぎる人よりも、「考え方の型を知らないだけかも」と思えるようになります。 自分の思考がよく迷子になる人や、会議での指摘がいつもぼんやりしてしまう人には特に刺さるはずです。
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