
自分の考えがうまく伝わる「要約」の技術 (中経の文庫)
本間 正人 and 浮島由美子
KADOKAWA / 2015-08-26
この本について
仕事で報告を書くときも、人に相談するときも、「ちゃんと説明したつもりなのに、伝わっていない……」みたいな場面ってありますよね。僕もよくやらかします。どこを主軸に話せばいいのか迷ったまま進めてしまって、相手の頭の中に違う形で届いてしまう、みたいなズレが地味にしんどいんです。 この本は、そのズレをほどくときに役に立ちました。とくに「記事を書いた人は、ニュースを並列で扱っているわけではない」という指摘は、物事には必ず“強弱”や“主役と脇役”があるという当たり前を改めて思い出させてくれます。全体像から入り、骨組みを先に示すという考え方も、会話でもメールでもかなり効きます。細部に入り込む前に「今日は何を話すのか」を示すだけで、相手の理解度がぜんぜん違うんですよね。また、「視点をひとつに決めて語る」というのもすごく実践的で、登場人物が多い話ほどこれが効きます。自分の視線がブレると、聞き手の理解も一気に曖昧になるという感覚がよくわかりました。 大げさなスキルアップ本というより、「説明の迷子になりがちな人の地図」を渡してくれるような一冊です。会議や日常会話で「途中から自分でも何を話しているのかわからなくなる」タイプの人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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