
問題解決のためのセパレート思考
鈴木進介
フォレスト出版 / 2015-07-18
この本について
仕事の優先順位をつけようとしても、頭の中でいろんな選択肢が絡まったまま動けなくなることってありますよね。僕もよく「急ぎと重要が混ざって結局どれも中途半端」という日が続きます。考えているつもりなのに、実際は思考が散らかっているだけなんだろうな…と感じる瞬間が増えてきました。 この本が良かったのは、その散らかりを一度“紙に全部出す”ことで、意外なほどスッと判断できるようになるところです。頭の中でやろうとすると、過去の情報や感情が混ざって勝手に膨らんでいく。でも紙に書き出して、「成果が出るか、出ないか」で分けると、あれだけ重く感じていた悩みが急に軽くなる。特に、漠然とした不安が実体を持ち始めて、「あ、これはただの思い込みだったな」とわかる瞬間が何度もありました。 もうひとつ助かったのは、選択肢を削ることで行動の一歩目が勝手に見えてくるところです。僕の場合、迷っているときほど「やるべきことを増やす」方向に逃げがちなんですが、この本はむしろ逆で、手を動かす前に不要なものを落としていく。その結果、小さなサイズまで課題を仕分けできるから、自然と動きやすくなるんですよね。 日々の判断が重く感じている人、タスクや思考が“メタボ状態”になっている自覚がある人には特に刺さると思います。派手なテクニックではないけれど、迷いがちな日常に地味に効いてくる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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