
アイデアスケッチの教科書 (NextPublishing)
Artist HAL_
インプレスR&D / 2015-12-04
この本について
デザインの勉強って、知識ばかり増えるのに手が動かない…とか、参考画像を集めても自分の表現に落とし込めない…みたいなモヤモヤがつきまといませんか。僕もまさにそのタイプで、頭ではわかった気になるのに、いざ作ると「結局いつものパターンだな」と落ち込むことが多かったです。 『アイデアスケッチの教科書』が良かったのは、発想やセンスを“概念”ではなく“身体で覚えるもの”として扱っているところでした。線や面の心理的な影響を知ることももちろん大事なんですが、検索で拾った画像を見るだけでは記憶に残らず、手を動かして観察することでようやく感覚が育つ。この本は、その「観察→理解→試す」という循環を自然に回せるように作られていました。また、ページの隅々に一貫したリズムを生む構成の考え方や、対比と調和の扱い方など、デザインを“組み立てるプロセス”がかなり具体的に語られていて、実務にすぐ持ち込める実感がありました。 なんとなく雰囲気で作ってしまいがちな人ほど、理性と感覚の両方を使って「見る力」を鍛えたい時に刺さると思います。僕自身、迷ったときに手を動かす方向へ戻してくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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