
苫米地式 超光速コミュニケーション術
苫米地英人
この本について
人と話していて、「意図がすれ違ってる気がする」「頑張って説明してるのに伝わらない」と感じること、けっこうありますよね。僕も仕事の場面でよくつまずいていて、単に言い方の問題じゃなくて、そもそも“どの視点で話しているか”が噛み合ってないのでは…と悩んでいました。 この本が面白いのは、コミュニケーションを“テクニック”ではなく“意図と情報の扱い方”として捉えているところです。たとえば「相手の抽象度に合わせて意図のレベルを上げる」とか、「相手の知的レベルを少しだけ超える情報を渡す」といった考え方は、現場で試すとけっこう効きます。営業でも上司との相談でも、相手の後ろにもっと大きな文脈があると想像して話すだけで、話題の選び方が変わっていく感覚がありました。 さらに、情報を正確に渡すには、商品やテーマそのものの理解を極限まで深めることも含まれる、という話も刺さります。結局のところ「自分と相手の意図をどう見立てるか」と「必要な情報をどんな粒度で渡すか」の二つが軸になるので、口下手かどうかはあまり関係なくなるんですよね。 コミュニケーションの“雰囲気作り”ではなく、“中身の扱い方”にモヤモヤしている人には特に向いている一冊だと思います。
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