
実践! ロジカルシンキング研修: 日々の仕事の精度を高めるために 実践シリーズ (株式会社ポテンシャル・ディスカバリー・コンサルティング)
坂本 健
この本について
仕事で「伝えたつもりなのに伝わってない」とか、「問題の核心がどこなのか自分でもよく分からないまま時間だけ過ぎる」という場面、けっこうあると思います。僕もよく、頭の中では考えている“つもり”だったのに、いざ言語化しようとすると中身がスカスカだった…という経験を何度もしてきました。 この本が効くのは、まさにその“つもり思考”から抜け出したいときです。読者の方が抜粋していた『たとえば』『具体的には』『他には』のような、思考を外に引っ張り出すための小さな言葉が、読んだあと実際の会話で自然と出るようになるんですよね。あと、問題を「現状とあるべき姿のギャップ」として一度書き出してみるだけで、焦って判断していた自分に気づける瞬間が増えます。スキーマの思い込みに気づいたときの「あ、いま無意識で決めつけてたな」という感覚も、この本を通して言語化できるようになりました。 特に、ハイコンテクストで認識が止まってしまう癖がある人にはしっくり来ると思います。ビールでも雑誌でも何でも三つ以内に分けてみる、みたいな曖昧さを丁寧にほぐす練習は、地味だけど実務に直結しますし、「とりあえず分解してみよう」で状況が一段クリアになる経験は一度味わうとクセになります。 曖昧なまま動いて空回りしがちな人、もしくは“考えてるつもり”に心当たりがある人に、静かに効く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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