
信頼関係と動機づけの基礎: 実践!チームマネジメント研修① 実践シリーズ (株式会社ポテンシャル・ディスカバリー・コンサルティング)
坂本 健
この本について
仕事で人と向き合うと、「正しいことを言っているはずなのに全然伝わらない」とか、「相手がなぜ抵抗してくるのか分からない」という場面、けっこうありますよね。自分も現場でつまずくたびに、知識よりも“関係そのもの”がブレーキになっているんだなと痛感します。 この本は、そのモヤモヤをもう少し具体的に扱えるようにしてくれました。たとえば、相手を否定しない形で話を進めるために、どこを分解して、何だけを指摘するのか。あるいは、相手の気持ち・思考・ニーズを丁寧に聞いて、組織の目的につなぐ筋道をどう作るのか。どれも「現場で人が実際に動いてくれる形」に落とし込まれていて、机上のきれいごとにならないのがありがたいところです。自分の成功がなぜ起きたのかを言語化して再現性を高めるという話も、日々の仕事にすぐ生かせました。 特に、相手を肯定したまま行動だけを修正するという考え方は、人間関係の摩耗を防ぎつつ前に進むための現実的な視点だと思います。現場の抵抗感が強い時ほど、「まず聞く」「必要な部分だけを否定する」という地味なプロセスが、結局いちばん効くんですよね。 対人のやり取りで疲れがちな人や、改善提案が通らず悩んでいる人にはかなり刺さる一冊だと思います。自分も、この本でだいぶ呼吸がしやすくなりました。
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