
最高の人生教科書 易経 「陽転易学」で道をひらく
小田 全宏
PHP研究所 / 2016-01-22
この本について
仕事でも人生でも、いざ大事な判断をしようとするときほど、自分の中の「迷い」や「不安」が静かに暴れだす瞬間ってありますよね。やりたい気持ちはあるのに、どこかで「本当にこれでいいのか」と立ち止まってしまう。僕自身、何かに取り組もうとすると、つい結果ばかり気にして意志がぶれてしまうことがよくあります。 この本が面白いのは、「どうすれば運命がよくなるか」という占い的な話ではなく、むしろ逆で、自分の本心や姿勢をていねいに整えるための“思考の土台”をくれるところです。たとえば、まず自分が何を望み、誰の喜びにつながるのかを静かに見つめ直すこと。それから、解決できることはちゃんと自分で解決するという当たり前の覚悟。そして、結果ではなく行動そのものに集中する姿勢。どれも派手ではないけれど、日常の判断が少しずつぶれなくなる実感があります。 特に、読者が多く保存していた「積善」という考え方は、善行を積めば運がよくなるという単純な話ではなく、目の前のことに誠実であろうとする自分の姿勢そのものが、ゆっくり人生の流れを変えていく、という地に足のついた視点なんですよね。 自分の意志をはっきりさせたいのに、心の中がざわつく人。そんな人には静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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