
15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと
正田 圭
CEメディアハウス / 2016-03-18
この本について
起業やキャリアのことを考えるとき、「自分に何ができるのか」「どこを軸に決めればいいのか」が曖昧なまま動けないことってありますよね。僕も、やりたい気持ちだけ先走って、実力や前提が伴っていない時期が長かったので、あのモヤモヤはよく分かります。 この本が面白いのは、派手な成功談よりも「自分はどこで勝負できるのか」をかなり地に足のついた視点で語ってくれるところです。特に刺さったのは、事業計画を考えるときにまず問うべきはアイデアの良し悪しではなく、「なぜ自分がやるのか」という理由づけの話。これって、仕事選びでも、副業でも、驚くほどそのまま使える視点でした。また、人脈よりも能力を積み上げろという話も、聞き心地はよくないのに現実的で、妙に納得させられます。必要なときに必要な人と出会えるのは、結局自分の側に準備があるかどうかなんだろうなと感じました。 さらに、「学習と実体験が同時に起きているときが一番伸びる」というくだりは、何かを始める前に完璧に勉強しようとする癖がある人ほど刺さると思います。小さく試して、小さく学ぶ。その積み重ねが方向転換の柔軟さにもつながっていく。 自分のスキルや経験の現実と、どう向き合えば前に進めるのか。そのあたりを落ち着いて考えたい人には、長く効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
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