
腐った翼 JAL65年の浮沈 (講談社+α文庫)
森功
講談社 / 2016-04-20
この本について
仕事で大きな組織と関わっていると、「なんでこんなに話が通らないんだろう」とか、「表では綺麗に見えるのに裏側はこんな感じなのか…」みたいなモヤモヤが積もる瞬間があると思います。正面から聞けば絶対に出てこない“組織のほんとうの動き”をどう読み取ればいいのか、私もずっと悩んでいました。 この本を読むと、その感覚が少し整理されます。抜粋にもあるように、内部のやりとりがまるで別世界のように生々しく描かれていて、単にスキャンダルを暴くというより、「大きな会社が傾くとき、実際にどんな力学が働くのか」が具体的に見えてきます。たとえば法的整理すれすれの場面でどんな発言が飛び交うのかとか、親会社や子会社の売却がどれだけ現場の肌感とズレるのかとか、普段ニュースだけでは絶対に見えないレベルの空気が伝わってきます。 そしてもう一つ印象に残るのは、JALとANAの生い立ちの違いが、その後の意思決定や文化まで引っ張ってしまうという点です。同じ「航空会社」でも、土台が違えばここまで動き方が変わるのかと驚きました。自分が今いる会社の“当たり前”も、こういう歴史や構造から来ているのかもしれない、と視点が少し変わります。 大きな組織の意思決定に振り回されがちな人、自分の職場の違和感に名前をつけたい人には、じわっと効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







