
儲ける社長の人事評価ルールのつくり方
小山 昇
KADOKAWA / 2016-05-18
この本について
人事評価って、どうしてこんなにモヤモヤするんだろう…と感じる瞬間が、僕にもよくあります。評価の理由が曖昧だったり、部署異動が何の意味を持つのかわからなかったり。自分はどこを伸ばせばいいのか分からないまま時間だけが過ぎる、そんな息苦しさみたいなものがあります。 この本は、その霧が少し晴れる感じがありました。特に刺さったのは、評価を「点数」として具体的に伝えるという話。あと2点でA評価、と言われるだけで、次に何をすべきかが急に輪郭を持ちはじめます。また、失敗を能力の証拠として扱う姿勢や、人事異動の回数を評価するという発想も、聞いてみれば合理的なのに、今までの会社ではなかなか言語化されていなかったところでした。組織がどう人を育て、どう責任を渡していくのか、その裏側がかなり具体的に見えてくる本です。 相対評価や等級制度の構造など、読むほどに「会社ってこう動いていたのか」と腑に落ちる場面が多く、自分自身の立ち位置を客観的に見つめ直すきっかけにもなりました。管理職だけでなく、評価される側の社員にも実は効きます。特に「評価のルールを知らないまま頑張るのがしんどい」と感じている人には、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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