
守りの人事から攻めの人事へ DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
八木 洋介、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
この本について
人事に関わっていると、「評価ってこれでいいのか」「制度はあるのに現場が動かない」「結局、人事は何をすれば会社に効くのか」みたいなモヤモヤがつきまといます。自分も同じことでよく立ち止まってしまうのですが、この本は、その混乱をいったん整理してくれる一冊でした。派手なことは言っていないのに、読んだあとに自分の立ち位置が少しハッキリする感じがあります。 特に刺さったのは、人事が「経営者の窓」を持たないといつまでも秘密主義に陥る、という指摘でした。評価を曖昧にしてしまう理由は、人事戦略がないからだという話は、耳が痛いけれど避けて通れません。そして、ストレッチした目標を与えれば、その人が優秀かどうかは自然と見えてくるという視点も、日々の“なんとなくの評価”をほぐしてくれます。制度よりも、社員と会話しながら現場の動きを掴むことのほうが業績に直結するという話も、実際のシーンが思い浮かぶ内容でした。 人事を「会社の変化を後追いする部門」ではなく、「変化をつくる側」に置き直すための視点がほしい人には合うと思います。自分の仕事のどこから直せばいいか、具体的な光が差す一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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