
ザ・ラストエンペラー (幻冬舎plus+)
見城徹
幻冬舎
この本について
仕事でも人生でも、なんとなく「もっとやれるはずなのに、どこかで妥協してる気がする」とモヤつく瞬間ってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、気付けば楽な方へ流れてしまう。あるいは「自分の強みって何だろう」と考え込んだまま動けなくなる。僕自身もそういう停滞にしょっちゅうぶつかります。 『ザ・ラストエンペラー』は、その停滞をごまかさずに直視させてくる本です。厳しい言葉も多いんですが、読んでいると「痛いけど、確かにそうだよな」と返す余地が残されていて、不思議と前に進む方向に引っ張られていきます。たとえば、キラーカードを“探す”んじゃなくて、自分でつくるしかないという視点。あるいは、死を意識することで今日やるべきことが明確になるという感覚。どれも理屈じゃなく、具体的な行動に落ちる形で迫ってきます。 読んでいて特に刺さったのは、雑用の中に価値を見出せるかどうかで仕事の質が決まる、という話でした。僕もつい「もっと重要なことをやりたい」と焦ってしまうんですが、雑用に向き合う姿勢って、結局はその日の自分の姿勢そのものなんですよね。あと、「楽をしてて、結果の出ない人はいらない」という言葉は、逃げ癖が出そうになるときの小さなブレーキになっています。 自分の弱さをごまかさず、でも自分を追い詰めすぎるわけでもなく、「今日をどう生きるか」を問い直したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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