
行動する時間を生み、最速で結果を出す 速読思考
角田 和将
朝日新聞出版 / 201607
この本について
仕事で判断が遅くなったり、本を読んでも「結局どう生かせばいいんだ…」とモヤモヤすることってありますよね。丁寧に考えたほうが正しい気がするのに、時間だけが溶けていく感じ。僕もずっとそのタイプでした。 この本が面白いのは、「考える時間=決断の質」ではない、とあっさりひっくり返してくるところです。チェスの「5秒で考えた手も30分考えた手も86%同じ」という話は、最初読んだときかなり刺さりました。直感で動くことを“才能”ではなく“鍛えられるスキル”として扱っているのが実用的なんですよね。特に、1回目はとにかく速く読み流し、数日おいて2回目・3回目を読むというサイクルは、定着を重視してきた自分には新鮮でした。間の数日で実生活の経験が混ざるから、同じ本でも見える景色が変わっていく感覚があります。 また、一文一文の理解にこだわって前に進めないタイプの人ほど、この「割り切って速く読む→後からじっくり考える」という発想転換が効くと思います。僕自身も、アウトプットのときにまず直感で出す練習を続けていくうちに、変な不安がだんだん薄れていきました。思い込みではなく、ちゃんと行動の回数が増えることで、判断の精度もついてくるんだな、と実感しました。 丁寧にやっているつもりが、実は前に進む時間を削ってしまっているかも…と感じている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
読書の順序
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