
0秒リーダーシップ
ピョートル・フェリークス・グジバチ
すばる舎 / 2016-07-27
この本について
仕事で「自分が動けばいいのは分かってるのに、実際には空気を読んで黙ってしまう」とか、「もっと建設的に意見を言いたいのに、言える形までまとまらない」というモヤモヤ、けっこう多いと思います。僕もそうで、会議のあとにだけ強気になるタイプでした。 『0秒リーダーシップ』が効いたのは、抽象的な“リーダーになろう”じゃなくて、日常の一歩をどう変えるかが具体的に描かれていたからです。例えば、相手に選択肢を渡してから話す“プロトタイプ思考”は、いきなり大きな決断を迫るのではなく、小さい試行を積み上げる感じが、自分にも再現しやすかったです。また、「Plan は計画じゃなく仮説」と割り切る考え方を知ってから、完璧になるまで悩むより、とりあえず試してみる動きが取りやすくなりました。さらに、正しいことを言うにも“ただ否定するんじゃなく、結果につながるフィードバックに変える”という視点をもらえたのは大きかったです。無理な強さじゃなく、現場でできる強さの話が多いんですよね。 結局、リーダーシップって肩書きよりも「一歩目を自分が踏み出すかどうか」。この本はその一歩を現実的なサイズにまで下げてくれます。職場で「言うべきか迷って黙りがち」とか、「新しいことを始めたいのに動き出せない」という人には、かなり刺さると思います。
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