
過食症かな?とちょっと思ったら最初に読む本
村田 芳実
ごきげんビジネス出版
この本について
食べることに振り回される日ってありますよね。お腹が空いているわけでもないのに何かを詰め込みたくなる時や、逆に「食べちゃいけない」と強く思うほど頭の中が食べ物でいっぱいになる時。自分の意思が弱いのかと落ち込むけれど、本当はもっと仕組み的な話なんじゃないか…そんなモヤモヤを抱えている人は多いと思います。 この本が教えてくれるのは、「過食は性格の問題ではなく、身体の反応として起きている」という前提です。睡眠不足で満腹感が働かなくなるとか、食事制限が反動で過食を引き起こすとか、言われてみれば思い当たるけれど見落としがちな部分を丁寧に説明してくれます。特に、自分がどんな時に過食に向かいやすいかを記録していくプロセスは、感情の暴走を“予知できるもの”に変えてくれる感覚があり、読者が多く抜き出していたのも納得でした。 もう一つ印象的なのは、食欲を「抑え込む対象」として扱わない姿勢です。食べたいものをリスト化して、正常な食事のリハーサルをするという発想は、禁止ではなく関係の結び直しに近いものがあります。輪ゴム法や呼吸法のように、パニックの瞬間に“とりあえずできる行動”が用意されているのも心強いところです。 自分の過食が「突然の衝動」ではなく「パターンとして見えてくるもの」だと知りたい人に向いている本です。日常を少しずつ立て直すための現実的な視点が欲しい時に、そっと置いておける一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
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