
もしもし、運命の人ですか。 (角川文庫)
穂村 弘
この本について
恋愛のことになると、つい「この人はこういうタイプだよな」とか「たぶん次はこう動くはず」と、頭の中でシミュレーションが暴走してしまうことがあります。自分では冷静に分析しているつもりでも、そのせいで目の前の相手にちゃんと向き合えなくなったり、まだ起きてもいない未来に疲れてしまったり。わかっていても止められないんですよね。 穂村弘『もしもし、運命の人ですか。』は、その“心が先に走りすぎる感じ”をやさしく拾い上げてくれます。恋がうまくいかない理由を外に求めるだけじゃなく、「自分の心が敵に回る瞬間ってこういうことか」と気づかせてくれたり、タイプ分類や先回りの考えがどれだけ相手の個性を薄めてしまうかを、ちょっと笑いながら受け止めさせてくれたり。あとは、誰にでもある「さかのぼり嫉妬」みたいなどうしようもない感情を、強く否定せずに扱ってくれるところも救いでした。恋のぐちゃぐちゃを、変に美化しないで描いてくれるのがありがたいです。 特に、相手との距離のつめ方や“ときめき”の扱い方にいつも迷う人には刺さると思います。うまくいかない恋を正解・不正解で裁くんじゃなくて、心の揺れそのものをそのまま見せてくれる本です。自分の恋愛の癖に少しだけ風が通るような感覚がほしいときに、そっと開いてみるといいかもしれません。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの65%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_altBookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






