
アジャイルコーチング
RachelDavies, LizSedley, 永瀬美穂, and 角征典
株式会社 オーム社 / 2017
この本について
開発チームを支える立場にいると、「結局どこまで関わればいいのか」「口を出しすぎてないか」「でも放っておくと回らないし」といった微妙な距離感で悩むことが多いと思います。自分もずっとその境界線で迷っていて、うまくいかない日はモヤモヤを抱えたまま帰ることもありました。 『アジャイルコーチング』が助けになるのは、その曖昧さを無理に整理しようとせず、チームの変化を“具体的な動き”として捉え直させてくれるところです。たとえば、言葉を「あなたたち」から「私たち」へ少し変えるだけで、チームにどう影響するのかが丁寧に書かれていて、実際にやってみたら空気が柔らかくなるのを感じました。また、ふりかえり前に軽い質問票を送っておくと、議論が深まりやすくなるという話も、翌週すぐ使えました。さらに、コーチ自身が先に行動で示すという姿勢についても、退社時間やコミュニケーションの取り方といった日常レベルで描かれていて、背伸びしない形で取り入れられました。 派手なノウハウ本ではないですが、現場で「結局どう動けばいい?」と悩む人ほど効く内容です。特に、チームの背中を押しつつ、自分も一緒に成長したいタイプの人に刺さると思います。
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