
コーチングの基本 この1冊ですべてわかる
鈴木義幸
日本実業出版社 / 2019-01-20
この本について
仕事で人と向き合う場面が増えると、「どう声をかければ動いてくれるんだろう」「指示しすぎても放置しすぎても、どちらも違う気がする」というモヤモヤが出てきます。相手のために何かしたいのに、気づけば自分が答えを用意してしまったり、逆に見守るばかりで前に進まなかったり。僕もここでずっとつまずいていました。 この本が効いたのは、コーチングが“質問で相手の思考を動かす営み”だと腹落ちしたところです。たとえば、15分の対話の価値を「投資」としてとらえる発想や、行動できなかった理由を一緒に丁寧に探る姿勢。さらに、人が無意識に持っている判断の癖=Presenceに気づくプロセスは、日常の会話の見え方そのものを変えてくれました。相手を変えるのではなく、相手が自分で動きたくなる土台を整える感覚に近いです。 僕自身、部下や同僚との対話で「この人は本当はどこへ向かいたいんだろう?」と一度立ち止まるようになりました。指導でも放任でもなく、必要なときだけそっと支援する距離感がつかめてきたのは、この本に書かれていた“伴走する姿勢”に触れたからだと思います。 自分の関わり方に違和感を抱えている人、特にプレイヤーからマネジメントへ移る途中で迷いやすい人には、かなりしっくりくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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