
日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)
佐々木 紀彦
幻冬舎 / 2017-01-24
この本について
どこまで攻めたらいいのか、どこからが独りよがりなのか。仕事をしていると、この境目でいつも足が止まります。特に新しいことに挑戦しようとすると、批判や不安が頭をよぎって、結局いつもの延長線に収まってしまう。自分でも気づかないうちに「守り」が習慣になっている時期がありました。 『日本3.0』を読むと、その守り癖がどこから来ているのかが、かなり立体的に見えてきます。たとえば、スタートアップがスピードで勝負するしかない理由を読みながら、自分も「大企業と比べてどうこう」より先に、小さくまとまってしまう癖があるなと気づかされました。さらに、教養とは単なる知識量ではなく、思考の質や好奇心の総合力なんだという話は、攻めるための土台がどこにあるかを静かに示してくれます。常識を疑い、視点をずらし、異分野に触れ続けること。これが結局、行動のスケールを変えるんだなと腑に落ちました。 そして刺さったのは、孤独や批判への耐性がイノベーションの前提だという指摘です。誰かに反対される前提で動く、という姿勢を持てるだけで、日々の判断の基準が少し変わります。自分の仕事の停滞感をどう扱えばいいか、ひとりで悩みがちな人には特に届くと思います。 新しいことをしたいのに一歩が重い、そんな時に読むと、自分の中で眠っていた「攻め」のスイッチがどこにあるか見つけやすくなる本です。こんな人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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