
お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
大村 大次郎
この本について
国際ニュースを見ていても、「結局この国は何がしたいのか」がつかめずにモヤモヤすることがあります。善悪の話に寄りすぎると現実から離れてしまうし、逆に感情を抜きすぎるとただの年表になる。このあたりの落としどころがずっと難しいなと思っていました。 この本が面白いのは、政治の動きをお金の流れだけで読み解いていくところです。イギリスがなぜ海賊まがいの手段をとりながら銀行制度だけはいち早く整えたのか、アメリカが第一次大戦で経済大国になったのに国内向きの姿勢を崩さず、それが後の恐慌につながったのか。教科書で読んだ“出来事”が、資金調達や通貨制度、資源確保といった具体的な条件で結び直されていく感覚があります。イスラエルとアラブの対立に石油がどう絡むのか、東欧がソ連とブロック化しても崩れなかった背景など、表向きの物語では拾えない部分が丁寧に説明されていて、「そうなるしかなかった理由」が静かに見えてくるのが助かりました。 僕自身、世界史に強い方ではないのですが、戦争や外交の“裏側の計算”を知ると、日々のニュースの見え方がガラッと変わります。特に「国の意思が読めない」と感じている人には、思考の軸を一本通してくれる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_altBookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








