
40歳から「差がつく」生き方
苫米地英人
この本について
四十代に入って、なんとなく「このまま会社の延長線を歩いていていいのか」とモヤつくことが増えました。肩書きは増えても、気持ちは二十代の頃と同じまま。周りの期待に合わせて動いているだけで、自分の人生を運転している感じがしない。そんなときに、この本の視点がけっこう刺さりました。 一つは、「現状の理想」を自分のゴールだと勘違いしていないか、という問いです。会社で昇進する、管理職になる。確かに大事だけれど、それはあくまで今いる枠の中での到達点にすぎない。自分の本当のゴールは、その外側にあるはずで、見ようとしない限り一生チラつくだけで終わる。この指摘は、普段あまり立ち止まらない部分を直撃してきました。 もう一つは、「四十代からでも生き方は変えられる」という現実的な話。二十歳から四十歳まで学び続けてようやく全体像が見えてくるのだとしたら、むしろここからが本番。怪しいと思われるくらい枠を超えて動け、というのも、変に背中を押される感じがありました。 最後に、「食べていくくらいの金は自分なら稼げる」という感覚を持つこと。これがあるだけで、目先の評価やお金に引っ張られにくくなる。自己啓発っぽく聞こえますが、言っているのは“自分の能力をどう評価するか”という地に足のついた話です。 今の延長線に違和感がある人には、ちょうどいい揺さぶりになる本です。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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