
いい人材が集まる、性格のいい会社
佐藤 雄佑
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2017-01-30
この本について
採用や育成って、どうしてこんなに「人によってぜんぜん違うんだろう…」と悩むことが多いですよね。経験者を採れば楽になるはずが、前職のやり方を引きずって噛み合わなかったり、良い人を採れたと思ったのにすぐ辞めてしまったり。仕組みを入れれば解決するわけでもなく、結局“会社の性格”みたいなものが影響している気がして、そこで立ち止まることが多かったです。 この本が面白いのは、そんな曖昧に感じていた部分を「人に対する考え方=人材ポリシー」として言語化してくれているところでした。たとえば、即戦力でも“会社独自のお作法”を知らなければ力を発揮できないこと。社員の居心地は結局、半径5メートルの関係性で決まること。応募者は前職で叶わなかったものを求めて来る以上、“同じに見えた瞬間に選ばれない”こと。どれも日常の違和感にスッと説明がつく感覚がありました。 読んでいて特に刺さったのは、人を集めるより前に「今いる人がなぜこの会社で働いているか」を丁寧に伝える重要性や、“性格の悪さ”は退職の主因になるというリアルな指摘です。派手な制度よりも、日常の不満を潰すことの方が効くという視点も、現場で働く自分にはしっくりきました。 「採用やチームづくりを、もっと地に足つけて考えたい」という人に特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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