
戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則
本田哲也
この本について
仕事で「伝えているつもりなのに、まったく動いてくれないな」と感じることが続くと、どこを直せばいいのか分からなくなりますよね。商品や企画の良さを丁寧に話しても届かない。結局、広告を増やすしかないのか…と、僕も何度も同じ袋小路に入りました。 この本が効いたのは、「そもそも人は“理由”で動く」という当たり前を、世の中の空気ごと組み替える視点で教えてくれたところでした。たとえば、情報をどう並べ替えれば“買う理由同士の戦い”で勝てるのかとか、数字や事実にどんな意味づけをすると社会課題として見てもらえるのかとか。小さな言い回しではなく、世の中の関心の“間”を取るという考え方が、僕にはとても腹落ちしました。 そして、著者が提示する「おおやけ」「ばったり」「そもそも」など六つの法則は、派手な裏技というより、現場で迷ったときに戻れる“考える軸”として役立ちます。とくに、普遍性の視座をどう拾うかや、誰に言われていると信頼されるのかを考え直すだけで、企画の組み立てが前よりずっと楽になりました。 プロモーションの仕事をしている人はもちろん、「相手の行動を変える伝え方」に悩む人に静かに効く一冊だと思います。
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