
人生の勝算 (NewsPicks Book)
前田裕二
幻冬舎 / 2019-06-11
この本について
仕事でもSNSでも、「頑張っているのに届いていない気がする」ときってありますよね。スキルを磨けばいいのか、発信を工夫すればいいのか、それとももっと別のところに原因があるのか。僕自身、何度もぐるぐるしてきました。 『人生の勝算』が面白いのは、その行き詰まりに対して「相手目線」「絆」「自分のコンパス」という、いかにも当たり前なのに抜けがちな視点を徹底的に掘っているところです。たとえば、認知より“人気”のほうが活動を支えるとか、人に好かれる前に自分が人を好きになるとか、言葉だけ見るとシンプルなんですが、著者の経験の中に落とし込まれて語られているので、具体的な行動に変換しやすいんですよね。 特に刺さったのは、相手が何を求めているかを観察し続けた先に生まれる“濃い常連”という発想と、どんな場でも最後にものを言うのは人間的な部分だという話です。これは発信者だけでなく、日々誰かと仕事をしている人なら避けて通れない視点だと思います。そしてもう一つ、自分の価値観を掘り続ける姿勢。ノート30冊分の自己分析は極端に見えるけれど、行き先を言語化しないまま焦っても仕方ないよな、と素直に思わされました。 自分の活動に「手応えがない」と感じている人ほど、この本はじんわり効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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