
一目置かれる質問力トレーニング
箱田忠昭
この本について
会議でも雑談でも、「もっと相手の本音を引き出せたら楽なのに」と思う場面って結構ありますよね。こちらが質問しているつもりでも、相手が曖昧なまま終わってしまったり、反論に対してつい力で押し返してしまったり。僕もずっとそのあたりのギクシャクを抱えたまま仕事していました。 この本が面白いのは、いわゆる“鋭い質問を投げる方法”というより、「相手が話しやすい状態をどう作るか」を実践的に教えてくれるところです。たとえば、初対面では否定を避けてYESを積み上げるところから入るとか、相手が答えに詰まるときは具体的な場面に当てはめて聞き直すとか、意見がぶつかったときは一度受け止めてから柔らかく切り返すとか。現場でそのまま使える小さな技が多くて、読んでいて「これなら明日から試せるな」と思えるんです。 特に僕が助けられたのは、質問を“詰める道具”ではなく、“相手に考えてもらうきっかけ”として扱う発想でした。話を8割相手に任せることや、「他に何か?」の一言で本音を引き出すこと。どれも地味ですが、積み重ねると会話が急にスムーズになります。 人と話すときに「もっと聞きたいのに聞けない」「相手の意図がつかめず困る」というモヤモヤを抱えている人には、かなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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