
さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方
山崎拓巳
かんき出版 / 2017-05-22
この本について
人に何かを伝えるたび、なぜか空気がぎこちなくなる。こちらは丁寧に話しているつもりなのに、相手の表情が曇ったり、逆に軽く扱われたり。自分の伝え方が悪いのか、それとも相手の問題なのか…そんなモヤモヤを抱えたまま日々を過ごしている人は多いと思います。僕もその一人です。 この本が面白いのは、「話し方」よりも先に、人との関わり方そのものを整えてくれるところです。たとえば、意見を伝えるときにいきなり否定から入っていないか、とか、相手の前で自分だけが緊張している状態を放置していないか、とか。どれも細かいことなんですが、積み重なると関係性がまったく違う方向に転がっていきます。また、相手を動かすにはやる気ではなく“本気”が必要で、そのためには相手の価値観や人生のスパンまで見て接する必要がある、という話も刺さりました。これは職場の後輩にも、家族にも、そのまま当てはまる感覚があります。 読んでいて一番印象に残ったのは、「相手を一人の人間として認める」という姿勢が、結局いちばん人を動かすという点です。大げさなテクニックではなく、当たり前の行動をちゃんと褒めるとか、相手のペースに合わせて話すとか、実際の場面ですぐ試せるものが多いのも救いでした。 人に何かを頼んだり、支えたりする場面でいつも力が入りすぎてしまう人に、かなりしっくりくる本だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
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