
たった1分で相手をやる気にさせる話術ペップトーク
浦上大輔
フォレスト出版 / 2017-07-06
この本について
誰かを励ましたいのに、言い方がうまく見つからなくて、気づけば「もっと頑張れ」みたいな指示だけになってしまうことってありませんか。相手のために言っているつもりなのに、むしろ距離ができてしまう感じ。僕も仕事で後輩に声をかける時、まさに同じところでつまずいていました。 この本が助かったのは、「励ます=正しいことを言う」ではなく、「相手の立場に立ちきることから始まる」と教えてくれたところです。たとえば、いきなりアドバイスする前に感情と状況をそのまま受け止めること。あるいは、ないものではなく“すでにある行動”に目を向けて「早起きしてるよね」「いつも挨拶してくれるよね」と具体的に認めること。たったこれだけで、相手の表情がふっと緩む瞬間があるんですよね。あと、言葉をネガティブからポジティブに変換すると、相手の脳内に浮かぶイメージまで変わるという話は、実際に試すと実感が強いです。 結局のところ、励ましの言葉って“何を言うか”より“誰が言うか”に大きく左右されるので、日頃の小さな承認の積み重ねが効いてくるんだと思います。大げさなスピーチじゃなくて、日常のひと声から関係が変わる。そんな現実的な視点をくれる本でした。 誰かの背中をそっと押したいけれど、どう言えばいいか迷い続けている人に刺さると思います。
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