
100点のほめ方
原邦雄
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-08-28
この本について
人をほめる場面って、できれば気持ちよく終わりたいのに、「これでよかったのかな…」「なんか薄っぺらく聞こえたかも」と後からモヤっとしがちじゃないでしょうか。僕も同じで、特に職場で後輩を励ましたつもりが、うまく届いていなかった経験が何度もあります。 この本が役に立ったのは、いわゆる “優しい言葉の言い回し” を教える本ではなく、ほめる前の土台づくりから具体的に分解してくれているところでした。たとえば、相手の「好きなこと」「継続していること」「大切にしていること」を丁寧に聞くと、相手が本当にほめてほしい部分が自然と見えてくる、という説明はそのまま日常の会話に落とし込みやすいですし、「一日一自分ほめ」を続けると他人への視点が柔らかくなる、という感覚も実際にやると腑に落ちます。ほめる技術と聞くと大げさですが、振り返りと観察の積み重ねなんだなと安心しました。 誰かを励ましたいのに言葉が空回りしがちな人、あるいは自分にも他人にもつい厳しくしてしまう人には、かなり相性がいいと思います。僕自身、相手の行動だけを見るんじゃなく、背景ごと受け止める意識を持てるようになって、少しだけ人との距離の縮まり方が変わりました。そういう小さな変化を探している人には、静かに効いてくる一冊です。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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