
アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉
小倉 広
ダイヤモンド社 / 2017-08-30
この本について
「変わりたいけど、結局いつも同じパターンに戻ってしまう…」そんな感覚、僕もよくあります。仕事に逃げたり、感情に振り回されたり、できない理由だけは一丁前に思いつくのに、肝心の一歩が踏み出せない。頭では分かっているのに動けない時ほど、自分のクセがどこにあるのか見えなくなります。 この本が効くのは、その“見えなくなっている部分”を静かに照らしてくれるところです。アドラーのいう三つの課題のどこでつまずいているのか、自分の性格のどんなクセが逃げにつながっているのか、読み進めるうちにだんだん輪郭がはっきりしてきます。勇気とは特別な力ではなく、「自分には貢献できるし、ここにいていい」という感覚だという説明も、自信より前に必要な“土台”のように感じました。悲観は気分だけど、楽観は意志だという指摘も、日常の小さな選択を見直すきっかけになります。 特に、口では変わりたいと言いながらコンプレックスの道を選んでしまう、そんな自覚のある人には刺さると思います。僕自身、逃げている理由を環境のせいにしていた場面を何度も思い出しました。変化を煽る本ではなく、まず自分の立っている場所を一緒に確認してくれる本です。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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