
ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 2 日本人が知らない101の疑問 (SB新書)
茂木 誠
SBクリエイティブ / 2017-09-05
この本について
ニュースを見るたびに、「なんでこの国はこんな動きをするんだろう…」と引っかかったまま流してしまうことがあります。特にアメリカは情報量が多いわりに、彼らの“背景の違い”まで踏み込む機会があまりなくて、表面の言葉だけ追っていると余計にわからなくなるんですよね。僕もずっとそのタイプでした。 この本は、いまのニュースを理解するうえで土台になっている“古い価値観の分岐点”を教えてくれるところが助かりました。たとえば、WASPという言葉の歴史的な意味を知ると、共和党の支持層がなぜああいう動きをするのかが少し立体的に見えるようになりますし、「アメリカ・ファースト」のようなスローガンも、単なる主張ではなく、移民と建国層の間にずっと積み重なってきた感情の延長線だと理解できます。そういう視点が入るだけで、ニュースの“勢い”に振り回されにくくなる感覚がありました。 世界史というと学生時代の暗記の印象が強いですが、この本は「目の前のニュースがどうしてこうなるのか」を、生活に落ちるレベルでつなげてくれます。政治に詳しくなくても、地図と時間軸が頭の中でつながっていく感じがすごく実用的です。 アメリカの動きを“なんとなく”で追ってきた人や、政治ニュースをもう少し腰を据えて理解したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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