
世界の今を読み解く 政治思想マトリックス (PHP文庫)
茂木 誠
PHP研究所 / 2024-06-03
この本について
政治の話って、右とか左とかいう言葉ばかりが先に立って、結局どういう意味なんだっけ…と立ち止まってしまうことが多いですよね。ニュースを見ても、論点がごちゃついていて、自分の考えがどこに位置するのかすら曖昧になる。僕もずっとそのモヤモヤを抱えたまま、表面的なラベルに振り回されていました。 この本が助けてくれたのは、「右と左」という一次元の線では説明しきれない世界を、きちんと整理してくれるところです。共同体と個人、自由と統制、ナショナリズムとグローバリズム…そんな複数の軸を同じ地図に載せることで、アメリカ政党の思想の変遷も、小泉改革の背景も、中国やロシアの動きも、一本の筋で理解できるようになる。特に、リベラルと保守の意味が時代や国によって逆転していく話は、ニュースを読む目がガラッと変わりました。 もう一つありがたかったのは、日本の政治史も同じ枠組みで読み解ける点です。派閥の争いがなぜ起きたのか、小沢や小泉の動きがどういう思想的な位置にあったのかを、単なるドラマではなく「構造」として見られるようになると、自分の感情とは別に、政治が少しだけ透明になります。 今の世界の混乱を「結局どっちが正しいの?」ではなく、自分の頭で整理したい人にはしっくり来る本だと思います。僕と同じように、ニュースがノイズにしか見えなくなっていた人には特に。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







