
できる人の語彙力が身につく本―――一目置かれる“大人の伝え方”! (知的生きかた文庫)
語彙力向上研究会
三笠書房 / 2017-07
この本について
人と話していて、「言いたいことはあるのに、うまく言葉が出てこないな…」とか、場に合わせた言い回しができずに後でひそかに落ち込む、そんなことが僕はよくあります。語彙力って努力でどうにかなるのか半信半疑だったんですが、この本を読むと、もう少し地に足のついた形で“鍛える”イメージが湧きました。 印象的だったのは、難しい言葉をひけらかすという話ではなく、相手の知識レベルや場の空気に合わせて言葉を選ぶ姿勢こそが「知的に見える話し方」だと断言しているところです。たとえば、映画や新聞から気になった言葉を少しずつ自分の“貯金”にしていく習慣や、会話が噛み合わないときに「さしすせそ」の一言で相手の気持ちを動かす工夫など、今日から試せるものが多い。語彙力=知識量ではなく、人への向き合い方なんだと静かに軌道修正されます。 全体を通して、語彙を増やすことは自分を飾るためではなく、相手を尊重するための道具になる、という姿勢がぶれないのが読みやすいところ。忙しい社会人でも、日々の触れた言葉を少しずつ吸収していけば話し方の“後味”が変わるかもしれません。 会話の温度をもう少し整えたい人、仕事の場で言葉選びに迷うことが多い人には特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの92%が集中しています。
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