
世界一孤独な日本のオジサン (角川新書)
岡本 純子
KADOKAWA / 2018-02-10
この本について
最近、誰かに相談してもいつの間にか相手の“自分語り”になっていて、結局モヤモヤだけが残ることがありませんか。自分も同じで、話を聞いてほしいのに距離ができてしまう瞬間がよくあります。じゃあ自分はどうだろう、と振り返ると、相手の話をちゃんと受け止めていたか自信がなくなるんですよね。 『世界一孤独な日本のオジサン』は、そういう日常のつまずきを「性格」ではなく「仕組み」として説明してくれる本でした。たとえば、話したがるのに聞かないのは脳の快感が絡んでいること、コミュニケーションは才能ではなく鍛えられる技術だということ。さらに、笑顔ひとつで気分や人間関係がゆるむ理由も、生物学の視点から丁寧に語られます。ただの精神論ではなく、「なぜそうなるのか」を理解しながら自分の行動を少し変えてみようと思えるのが、この本の良さだと感じました。 誰かと深い関係を築くには、かっこつける前に「耳は二つ、口は一つ」という当たり前を思い出すこと。その一歩をどう踏み出せばいいか、具体的に考えたい人に刺さると思います。自分もまだ迷いながらですが、読んでから人の話を遮らない意識だけは続いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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