
叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
奥田健次
大和書房 / 2011-12
この本について
子どものことで悩んでいると、「また注意してしまった」「結局こっちが疲れるだけだな…」みたいな気持ちになること、ありますよね。叱るのは本心じゃないけど、放っておくのも違う。でも、どう声をかければいいのか分からないまま日々が過ぎていく。僕もずっとこのループにはまっていました。 この本にある「やめさせるより、何をやらせるか考える」という視点は、そんな停滞を少し動かしてくれました。行動そのものを否定するのではなく、代わりに何をしてほしいのかを具体的に見つけていく。その上で、望ましい行動の直後に子どもにとっての“いいこと”をそっと置いておく。逆に、望ましくない行動にはちょっとした“面倒”が続くように設計する。叱るより前にできる工夫がこんなにあったのか、と気づかされます。 実際、こちらが静かに仕組みを変えるだけで、子どもが自分から動く瞬間が増えていくのが分かります。完璧にできる必要はなくて、うまくいかない日があっても、軌道修正しやすいのがありがたいところです。子育てを「根性論」ではなく「環境のつくり方」として捉えられる人には特に刺さると思います。 叱りたくないけど、どう関わればいいか分からない。そんな揺れのある毎日に、ちょっと現実的なヒントをくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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