
Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本
木村 幸子
翔泳社 / 2023-07-10
この本について
Excelで集計をしていると、「あと少し整えれば見やすいのに…」とか、「前月比くらい一瞬で出せないものかな」と、微妙なストレスが積み重なることがあると思います。僕も、売上の確認やレポート作りで同じところを何度もいじっては、結局手作業に戻ってしまうことがよくありました。 この本を読んで少し視点が変わったのは、ピボットテーブルを“作ったあと”にこそ本領があるという点です。小計を消したり、階層の並びを変えたり、前月比や税込金額をその場で計算したり、集計の軸をくるくる変えても崩れないように整理できたり。こういう細かい「あと一歩」を、思っていたより簡単に片づけられるんだと知れたことで、ピボットが単なる集計ツールから“試行錯誤の土台”に変わりました。 さらに、GETPIVOTDATAで特定の値だけ抜いて別セルに持ってきたり、リスト側の全角・半角や余分なスペースを整えるだけでエラーが減ったりと、実務の詰まりポイントをそのまま解消してくれる話が多い印象です。ピボットが苦手というより、「正しいリストを用意できていなかっただけだったな」と思い直せる人も多いはずです。 ピボットを“もっと自在に動かしたい人”に静かに刺さる一冊だと思います。
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