
才能の正体 (NewsPicks Book)
坪田信貴
幻冬舎 / 2018-10-16
この本について
仕事でも人間関係でも、「考えて動いてるつもりなのに、なんかズレる」「やればできると言い聞かせても結局続かない」みたいな小さなつまずきってありますよね。頑張っているはずなのに、成果が才能の有無で語られてしまう感じに、どこかモヤっとする。僕自身もずっとそこに居座っていました。 『才能の正体』を読んで、まず刺さったのは“才能は結果のラベルじゃなく、考え抜いた行動の積み重ねでできていく”という視点でした。たとえば、やればできる思考が実は「結果が出ないならやらない」に化けること。あるいは、努力より前に「何を選ばないか」を決めることが、消耗せずに成果へ向かう土台になること。どれも、日々の迷いにそのまま置き換えられる内容です。 もう一つは、「信頼」や「期待」のズレを丁寧に扱っているところ。うまくいかない関係の多くが、善意のすれ違いから生まれるという指摘は、仕事でも家庭でも痛いほど思い当たります。ズレは最初の1ミリから始まる、という折り紙の例もすごく現実的でした。 派手に人生を変える本ではないですが、日常の引っかかりを言語化したい人にはちょうどいい距離感の一冊です。特に、「頑張っているのに報われない理由を、自分の能力のせいだけにしたくない人」に静かに効きます。
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ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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