
池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~
池上彰
小学館 / 2018-04
この本について
国際ニュースを見るたびに、北朝鮮や韓国の動きがよく分からないまま不安だけ溜まることってありませんか。距離は近いのに背景は複雑で、結局「いま何が起きてるのか」を自分の言葉で説明できないまま流してしまう感じ、僕もずっとありました。 この本が助かったのは、北朝鮮や韓国の“いま”を、感情論ではなく歴史の積み重ねとして見られるようになったことです。たとえば北朝鮮の強硬姿勢は、ソ連や中国をあてにできなかった時代の経験からきているとか、韓国のデモ文化の背景に「4・19」の成功体験があるとか、ニュースだけでは拾えない文脈がスッと入ってくる。さらに、経済制裁をめぐるロシア・中国の本音や、日本の自衛隊誕生の裏に朝鮮戦争があったことなど、自分の生活とつながるポイントがいくつも見えてきます。 読みながら思ったのは、国同士の関係って民族性よりも歴史の積み重ねで決まっていくんだということ。だからこそ「なぜこう動くのか」を理解しておくと、表のニュースに振り回されにくくなる。専門家になるための本ではなく、日々のモヤモヤを自分の頭で整理したい人向けの一冊です。 特に「国際ニュースを読むたびに置いていかれている気がする人」には静かに刺さると思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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