
つい、「気にしすぎ」てしまう人へ―――こころの荷物をそっと降ろす本 (王様文庫)
水島 広子
この本について
最近、誰かの一言に振り回されたり、失敗したわけでもないのに妙に不安が強くなったりして、「なんでこんなに心が落ち着かないんだろう」と思うことがありました。頭では考えすぎだと分かっていても、感情は勝手に反応してしまうんですよね。 この本は、そのモヤモヤを「性格の弱さ」みたいに扱わず、まずは自分が受けた衝撃を見つけるところから始めよう、と教えてくれます。不安を敵扱いせず、安全を知らせるセンサーとして扱うことで必要以上に振り回されなくなるし、「一回確認したら、あとは心の平和を優先する」みたいに、実際の行動レベルで負担が減っていきました。人の言葉に傷ついた時も、「ひどい目にあったね」と自分に声をかけるだけで、被害者役を引きずらずに生活に戻りやすくなる感じがあります。 特別なテクニックを覚えるというより、「現実と争わない」「今できる範囲でやれば十分」という、ごく日常的な視点の切り替えが中心なので、読み終わってからすぐに使える話ばかりでした。自分を責めてしまう癖が強い人ほど、肩の力が抜けると思います。 人の言葉や不安に振り回されやすくて、「もう少し楽に生きたいけど、無理にポジティブにもなれない」というタイプの人に、とても合う本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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