
コンテンツのつくり方
髙瀬 敦也
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2018-08-10
この本について
「アイデアは浮かぶけど形にできない」「作ってもこれでいいのか分からない」。そんなモヤモヤを抱えたまま、結局“打席に立てない日”が続くことってあります。僕も同じで、思いついた瞬間はワクッとするのに、いざつくろうとすると急に怖くなるんですよね。 この本が効いたのは、コンテンツづくりを“天才のひらめき”ではなく、“現実の制約と、自分の生き様をどう扱うか”として語ってくれるところでした。例えば、予算や時間の壁を嘆くのではなく、それを前提にどう形にするか。あるいは、二番煎じっぽく見えるものがなぜ微妙になるのか、その理由が「足し算しすぎて本質が薄まるから」だと気付けたのも大きかったです。結局は、生活者の姿を具体的に想像しながら、自分の妄想を丁寧に具現化していくしかないんですよね。 もう一つ刺さったのは、「やったことは反省にできるけど、やらなかったことだけが後悔になる」という視点です。野球の例えにもあるように、まずは打席に立たないと何も分からない。その“当たるか分からない一球”に向かっていく気持ちが、コンテンツづくりの熱量につながるんだと腑に落ちました。 つくりたい気持ちはあるのに、一歩目で止まってしまう人。そんな人にこそ、この本は静かに刺さると思います。
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